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イムヌスの勢力について


イムヌスってこんなところだよ

NonStoriesの主な舞台。
正式名称は大都市イムヌス。総人口800万前後。
上層、中層、下層の3階層に分かれており、周りは城壁になっている。
下層住民は俗称の魔天獄の呼び方が一般的。
人類に残った唯一のまともな国、もとい最後の砦。

イムヌスの外だと東方、南方、西方の巡教会本部などに人間がいるが、
巡教会本部は魔物の退治すら、冒険者がいないと出来ない有様で、
東方は完全に衰退しており、魔物の気まぐれで村が滅ぼされるような状況。
北方はやばい魔物(魔狼フェンリル etc)や夜の世界が広がっており、人間が住めるような場所ではない。
とどめに世界の7割は夜の世界であり、ひたすら魔物だらけ。
一般市民が唯一安息を過ごせるのはこの国だけである。

イムヌス勢力/相関図(本編開始時点)だよ

ImmusSokanzu.png

[補足]
・あくまでイムヌス在住の勢力図である
・あくまで勢力図であり、兄弟姉妹親子友人などの関係は省く
・冒険者は勢力図にあまり関係ないので割愛


こんな階層構造だよ

本編より15年前までは覇帝がトップ。
覇帝の補佐として連盟。
覇帝の近衛としてナイツ。
内政として貴族が存在していた。
が、作中時間では実質形骸化している。

一応は連盟、貴族の順番で政治権限がある事になっており、
ナイツは軍事側であり、政治には関わらない。
(零騎士に多少権限があるが、その正体はガラハドなのでお察し)
だが連盟も貴族も二分してるせいで、
まるで法律が改定されず、国民からすると何やってんだ状態。
覇帝健在時代からの法は有効だが、覇帝前提の法が多いせいでこちらも形骸化している。

一人がずっとトップになっていた弊害がいま来ているのが作中時間の状況である。

連盟の勢力だよ

作中時間の連盟は主に二勢力に分かれている。
覇帝代行・文武兼備率いる穏健派(楼閣派)と、
機械仕掛・双剣鬼率いる古株派(聖戦派)となる。
妖娼婦は中立というか勢力争いに関心がない。
わざわざ招き寄せる理由もないので基本は放置されている。

貴族の勢力だよ

貴族は楼閣派、厳國派、その他に分かれている。
楼閣派が3割、厳國派が5割、その他が2割くらい。

楼閣派は楼閣が覇帝代行になってから、少しずつ勢力を伸ばして来た勢力である。
作中の権力持ちのネームドは概ね此処に属する。
決して1枚岩ではないが、厳國派に比べればまとまっている。
作中では数ではまだ劣っているものの、質ではこちらが勝っているとして、勝負を仕掛けようとしている状況。
……まさかこのタイミングで矛盾曲だの七罪魔だのが出て来ると予想していた人はほぼいない。

厳國派は貴族絶対派のグループが集まっている。人数だけなら最大派閥。
が、殆どのルートにおいて厳國派はエピローグ時点では衰退している。
また厳國派と機械仕掛は裏で繋がっている。
ただし機械仕掛は楼閣への牽制と、実験体を貰うのが目的であり、厳國派の事はどうでもいい。
そして厳國の裏にはグリモアがいるため、実質厳國派は七罪魔の傀儡である。
ちなみに肝心の厳國は楼閣派と厳國派が対立してる事にすら気づいておらず、楼閣をそこそこ信頼している。
厳國派の代表は厳國だが、実際はその下にいる者たちも隠れ蓑として都合がいいから上に置いてるだけで、
代表の厳國を慕っている奴はいない。

その他は覇帝がいなくなってから明らかに国は傾いているため、事の推移を見守ってる人たちである。
厳國派は論外と思いつつ、では楼閣派が正しいのかと考えると、いまいち判断に乗り切れない人たちの集まり。
要するに様子見である。

ナイツの勢力だよ

ナイツは連盟、貴族ともに片方に大きく肩入れはしていない。中立の立場を保っている。
ただし連盟や貴族の要請があれば、容認できない外道行為でない限り、その要請に応える方針。
零騎士の正体はガラハドだが、グリモア、ガラハドの双方の意向によりナイツが厳國派に肩入れするように仕向けてもいない。
理由は露骨、反発を生む、怪しまれる等の理由の他、ガラハド本人が厳國派をまったく好んでおらずナイツの方を好んでいるのが一点。
そしてそもそもの目的は器を見つけることであり、厳國派の事などどうでもいいのが一点。
カケラとかも使って探してるのだが何故か見つからない。おのれ巡真那。
余談だが心=器と明確に知っているのは、作中開始時点だと戒とカディスしかいない。(死人やメタ存在は除く)

それ以外の勢力だよ

巡教会、冒険者組合、ジークリード家、解放戦線、サウザンド等がいるが、
これらは国の政治への関わりが薄く、また興味もあまりない人たちが多い。

国内の役職とか組織とかのまとめだよ

連盟
 国のトップ。国民から不人気。(今は)
貴族
 国の上流階級。連盟の次に偉い。基本は世襲制だが例外もある。
 最上級、上級、中級、下級に分かれる。
 最上級:厳國、マルシェロ、シャルディーナ etc
 上級:ルキ、イサカ、ハザマ etc
 中級:音羽、君代 etc
 下級:かつての砂上一族 etc
ナイツ
 国の騎士。軍事のトップ。国民から人気。実力主義。
 最大12人だが作中だと10人。橙騎士と紫騎士が不在。
一般兵隊
 国に兵士として志願した者たち。
 敵としては上層守護兵、上層精鋭兵、上層小隊長、上層中隊長が出てくる。
 赤い兵士は連盟親衛隊や、超精鋭兵の類。
 功績が認められると、貴族やナイツ入りする事がある。
魔法兵隊
 国に所属する魔法使いたち。
 敵としては宮廷魔導士、エリート魔導士が出てくる。
 矛盾曲のせいで国からの魔法使いへの信用が低いため、数が少なく立場も悪い。
諜報隊
 連盟やら上級以上の貴族やらの下に割といる。
 古都は連盟の下なので結構偉い。
暗部
 国に正式登録されていない者たちの総称。
 精神異常者、訳ありの者、身分の低い者、改造亜人など、いろんな者たちがそれぞれの事情で暗部に所属している。
 厳密には所属ですらないため、斬り捨てられるのが日常茶飯事。
 身分としては上の一般兵隊、魔法兵隊、諜報隊よりもずっと下で、下層住民と同程度。
 謡にとっては実験体にも使えるし、秘密裏に動かせるので重宝しているが、別に謡の直轄ではない。
 逆に楼閣は完全な暗部の撤廃を望んでおり、それぞれ適した部署に振り分けるべきとしている。
 T-T/1やT-2のエピローグ後やTの未完では、楼閣の思惑通りとなると思われる。
冒険者組合
 中層の冒険者組合。
 冒険者は冒険者組合に登録されて職業:冒険者となる。(あくまで法律上)
 依頼を受けて、依頼達成後に金を貰うシステム。
 組合長は砂上楼閣の部下。
巡教会
 中層の宗教団体。
 中層住人からはまぁまぁ人気。
 上から聖女、2人の司祭、その下に幹部神官やら魔法使い隊(オーガスト、カディス)等がいる。
 双剣鬼の管轄組織らしいが、基本放置状態。
 聖女含めて誰も知らないが、実態はウルイエルがトップ。
ジークリード家
 下層の取り締まり。貴族ではない。ルキ・サンドドルと繋がっている。
サウザンド
 下層の荒くれ集団。
解放戦線
 下層の良心勢力。けど弱い。