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シークレットゲームCode:Reviseプレイ感想

大体ゲームをプレイ後は感想書くの忘れるんで、自分自身の感想を早いところ書いときます。
あと人の感想読むとそういう考え方もあるなという余分な思考が挟むのでその前に自分の感想書かないといけません。(もう遅いけど)

当然こっちは完全ネタバレですのでプレイする予定の方等は読むのを控えるのがお薦めです。





巷での評価は「前作の方が良かった」という声が多いそうですが、そもそも前作がそんなに良かったかというと・・・ねぇ。
まぁ「ボリュームが少ない」という意見には同意ですが、社会人になるとこれ位のボリュームの方が丁度いい・・・いややっぱり少ないな。
全体的にはスムーズで無駄がない感じです。あと前作はルート多い割には主人公が主人公だったんでパターンがほぼ同じで正直無駄に長いってイメージもあったし。
ただ日曜午後と月曜の会社帰りの時間だけでクリアしてしまったのは確かに物足りないってのはあるんですが。

まず一つ思ったのは今作は都合のいいご都合展開はほぼないこと。
前作だと突然湧いてきたような理由で首輪が外れたり、謎の組織が参入してきて運営との戦いになったり超展開が目立ちましたが。
今作では強いていえば琴美の条件がジョーカーでも代用可能って位ですがそれは許容範囲だと思うし。
あと最大の武器は銃で留まった点も含めると超展開をとことん排除したって感じですね。
まぁプレイヤー達に超人が多いので十分超展開だろって言われればそこまでですが。

ストーリーはALONE編とREBEL編の2ルートあり、ボイスとかちゃんと聞いて全体で・・・12、3時間位ですかね。
私は体験版部分を全部飛ばしたのでもっと早かったですが。ですがそのせいで体験版部分に加わっていた部分を少々逃してしまいましたが。
ALONE編は終盤の妹のくだりが唐突過ぎたのが不満でしょうか。というかはるなが出番なさすぎるような。
REBEL編は展開的にはバトロワですね。こっちの方が王道といった感じです。この展開の後前作のシークレットゲームに繋がりそうですし。

今回はキャラ感想をちゃっちゃと済ませたいと思います。
ちなみに男性キャラだと真島、女性キャラだと悠奈が一番好きです。


藤田修平

ALONE編だと復讐鬼になりそうで結局黒河しか殺せておらず(殺しまわってのは瞳だし)、REBEL編だと見せ場が全くない主人公。
こう言うと印象悪そうですが、体験版時点での印象はピカイチだったんですよね。
でも前作の主人公がお花畑とか言っちゃうから理論的主人公(琴美に関する事以外)を主人公にした結果がこうですから文句は言えないんじゃないですかね。
後主人公が全殺しとかやっても正直しょうがないですからね。ALONE編は王道とはいえアレで良かったと思います。
元々前作からして王道の作品だったんですし。
エロゲの主人公とはいえH自体はALONE編で瞳、REBEL編で琴美としかしていません。しかも瞳に対しては慰め同然ですし。
修平が琴美一筋であるがゆえにハーレムを築くような展開もありませんでした。まぁハーレム系主人公とかもう飽きてるんでこれでいいと思いますが。


吹石琴美

ALONE編では真っ先に修平を庇って退場する形になりますが、REBEL編ではメインヒロインの貫禄を見せつけた感じです。
何せダメージを負ってたとはいえ真島や悠奈+玲ですら勝てなかった瞳に作戦勝ちで勝ってしまったので。
まぁそのお陰で主人公の修平の活躍がバッサリなくなっちゃったんですけどね。
キャラ的には王道のヒロインで前作のメインヒロイン(笑)咲美さんとは違い、芯は強く機転も利かす強い娘です。
勿論単純な知能や戦闘力で見れば上が沢山いるんですが、だからこそラストバトルの瞳戦が映える訳です。
彼女は完全修平一筋で、修平も琴美一筋なんでもう物語最初から理想的カップルなんですよね。正直嫉妬する隙間もないです。


藤堂悠奈

前回のゲームの参加者リピーターの一人で、罪滅ぼしのために一人でもプレイヤーを生かそうとする少女。
ヒロインというよりは女戦士で実際そうなんですが、下手に主人公に操を立てず前回ゲームの参加者の彰一筋なのが好感度アップです。
(まぁ女性キャラ8人も居て修平に操を立ててるのは琴美、瞳位ですけど。一応はるなも入るかな?)
スッキリした性格で戦闘も強く頭も回るため、これだけでも十分私好みですね。胸も丁度いい位ですし。(コラ)
意外と活躍が少ない・・・なんてことはないかな。序盤はしょっちゅう戦闘に乱入して止めていますし。
ALONE編では大祐に不意を打たれてしまうものの、REBEL編では終盤の瞳戦で玲との共闘等描写は多い方・・・かなぁ。
ただ両ルートで死んでしまうのが残念。正直どっちかは生き残るものだとばかり思っていたんですが。
REBEL編で修一は生き残る方向だと気づいてからはやっぱり悠奈は生き残らないのかと分かってはしまったんですが。


荻原結衣

合掌キャラその1。その上OPでは明らかにヒロイン格の一人と見てとれるだけに相方の合掌キャラより合掌かもしれない。
女性キャラで明らかに最下層の扱いです。ALONE編では大祐に犯された後に殺され、REBEL編でも黒河に反抗しあっさり銃で殺され・・・。
やっぱ一般人過ぎたって事でしょうね。だったらまり子はなんなんだって気もしますが。
まぁその分エキストラステージでははっちゃけてましたが。


伊藤大祐

今作最低の外道。体験版では実はいい奴なんじゃないかとか少しでも思っていた私が馬鹿でした。
まぁここまで外道に徹してくれればいっそのこと清々しいですが。結構共感できる台詞が多いのは私だけでしょうか。
ALONE編では結衣と初音を犯したり、はるなも犯そうとしたりして、ラスボスとなり修一と相討ちと悪役としては申し分ない感じです。
実際頭の良さはまぁまぁですが実際殺されそうになるとびびりまくったり本質は小物と言うべきか。
REBEL編では初音を犯すのに気を入れ過ぎて逆に真っ先に殺された男でもありますが。あれは吹きました。


阿刀田初音

ALONE編ではあっさり退場するものの、REBEL編では大祐を殺したことからスイッチが入り、キラークイーンの皆殺し再来に。
・・・なると思ったんですけど期待する程は活躍せず。やや中途半端感はありますね。アレと比較するのがそもそも間違いだとは思いますが。
ていっても人数だけなら瞳が3人、初音が4人と十分殺していますけどね。
はるなも間接的に半分初音が殺したようなものなのかな。描写が良く分からなかったんですが。つーかREBEL編だとこの二人で参加者半分殺してるのか・・・。
ただ両ルートで大祐に犯され、REBEL編でも司の見せ場に対する悪役的扱いであっさり終わったんで同情の方が増しちゃいますね。


三ツ林司

体験版と製品版で印象が大きく変わるキャラ。
個人的には真島が一番かっこよかったんですが、次にかっこいいのがこの司です。
最初の方は人間を駒扱いして楽しんでいた風もあるのに玲と会ってからは凸凹コンビに。
振り返ってみればからかわれてるシーンの方が思いだすという。しかしALONE編では瞳から、REBEL編では初音から玲を守り死亡してしまう。
真島とまり子の組み合わせは未だに違和感があるんですが、この二人はなんか合うんですよね個人的に。
だからこそ両方生き残るルートが欲しかったかなぁ。
後は修一とは勝負して欲しかったってのはありますね。ただでさえREBEL編の修一は影薄いんだし。(汗)


蒔岡玲

両ルートで生き残る二人のうちの一人。
司とは既にペア扱いで、結衣じゃないけど夫婦漫才にしか聞こえません。
まぁ基本アホの子なんですが意外とヘタれることが多い司がヘタれる時は玲が賢く見えたりするんですよね。
実際言動がアホの子なだけで頭が悪い訳じゃないんでしょう。
両ルートで司に守ってもらう形にはなりましたが、それ以前は玲が司を守ってるシーンが多かったと思うんでおあいこな気もします。
やっぱペアだとこの二人が一番好きですね。なんで両方生き残るルートがないのか・・・。
玲自身は両ルートで生き残るとはいえ、後日談が両ルートともなかったり優遇なのか不遇なのか少々分からないですね。まぁ明らかに優遇なんですけど。


上野まり子

両ルートで生き残る二人のうちの一人。
というか最初の方で死ぬとばかり思っていたのに両ルートで生き残るとはどういうことなのか。
まぁ実は○○の過去の姿だったというオチだったんですけど正直その辺はどうでもいいです。
司と玲のペアと違うのは、まり子はひたすら守られてるって事なんですよねぇ。本人も十分自覚はしてるんですが。
まぁメンタル最弱だったまり子が後々はあのように成長していったという事をやりたかったとは思うんですが。
にしたって両ルート生存させなくても良かった気がする。まぁ優遇されてるのは確かなんでしょうけど。


真島章則

今作で最もかっこいい生き様を見せた男。いや司も同じ位かっこいいんですが彼はヘタレキャラでもあるので。まぁそれがいいんですが。
相方のまり子は出張り過ぎの影響でぶっちゃけ好きでもなんでもないんですが。
というかまり子が真島に惚れるのはいいとして、真島がまり子に惚れるのに違和感だらけでしたが。
けどそんなことがどうでもよくなる位、彼はかっこ良かったです。ていうかREBEL編で腕飛ばされた時は「うわぁぁぁ」って感じでしたよマジで。
それでもまり子を守るために最期の最後まで向かっていくのはベタですがかっこいいです。
寧ろベタだからいいんです。余計なカーブボールとか最近は多過ぎなんです。歳とるからこそそう思います。
私は天邪鬼だからこそこういう生き様を魅せる男は素直に尊敬したいです。
まぁまり子にしか目がいかないのはやっぱり納得いかないものがあるんですけどね。他のキャラとももう少し絡んで欲しかったってのが本音でしょうか。


黒河正規

チンピラ風悪役・・・なんですが他が凄過ぎて霞んでしまった感が。
まぁなんていうかそこまで強くもなく特別頭が良い訳でもなく・・・
強いていうなら必ずしも理性的な行動を取る訳ではないから司や修平らには脅威になってたってところでしょうか。
まぁその意味でも瞳の方が遥かに脅威なのが悲しいところかな。
ALONE編では真島の見せ場を作ったり悪役ながらに活躍してましたが、REBEL編では初音の策であっさり死亡と。要するにKQの手塚ですね。


城咲充

合掌キャラその2。実はリピーターなのではとかいろいろ推測もありましたが単なるかませ。
加えてCGは瞳にチェーンソーでやられてるシーンと死体のみ。泣けてくるなおい。
ここまで捨てキャラだとネタにもしにくいですね。まぁエキストラステージではネタにされてたけど。


細谷はるな

リピーターとは予想してても妹とは誰が予想するのか。
ていうかはるなの出番自体がALONE編でも全然ないんでいきなり妹?とか言われても。まぁ半分は体験版部分飛ばしてせいもあるけど。
REBEL編ではいともあっさり死亡と。ENDがあるにもかかわらず不遇な気しかしないような。
前作の渚辺りと比べれば扱いの差がよく分かりますね。基本様子見主義なせいもあるでしょうが。


粕谷瞳

ぶっちぎりで今作最凶マーダーメイド。
刀持った玲とやり合いながら、悠奈の銃弾をかわすという人間離れというレベルじゃないメイドです。
ただ修平に盲目であるため、修平をネタにしたフェイクならあっさり騙せたりといろんな意味で飛んでいます。
REBEL編はバトロワで言えば桐山のポジションで特別好きでもなかったキャラなんですが、最後の最後でやられました。
あそこで挿入歌は卑怯だろ、常識的に考えて・・・。ある意味優遇されてたかもしれません。
過去は物凄い鬱になる位の話ですが、あの身体能力は何処で手に入れたんでしょうか。
いわゆる人間の能力にセーブがかかってないからとかそういうことでしょうか。
REBEL編の最後は涙が出てしまいましたが(花粉症で)彼女はああいうエンドしか迎えられそうにないのがなんとも・・・。
予想外に好きになったキャラです。女性キャラじゃ2番目に好きですね。



やっぱりもっといろんな組み合わせみたかったってのが大きいかなぁ。
後は散々言われてますがボリュームですね。これさえあればもっと楽しめただろうに。
後生き残るキャラが両ルートともに殆ど同じなのがマイナス。
ALONE編で生き残ったキャラはREBEL編では生き残らないだろうなぁと思ってたらこれですからね。悪い意味で予想を外しています。
まぁそうは言ってもやってる間は十分楽しめました。
なんつーか思ったより批判意見が多くてブルーになってるってのはありますかね。
今回のキャラ好感度は大体こんなもん。

真島>悠奈=司>瞳>玲=琴美=大祐=初音>修平>>その他>まり子

ごめんまり子やっぱり好きじゃないんだ。出張り過ぎなんだはっきり言うと。
嫌いって程じゃないけど、好きじゃないに入ってしまうそんなレベル。
ちなみにその他は死んでも生きててもまぁいいや位のキャラです。というか特に印象がないというのが正しいというか。
修平はもう少し頑張って欲しかったってことでその位置。キャラ的には十分活躍できたし好きにもなれたキャラだったのに。
真島が一番好きでまり子が一番嫌いってのはどうなんでしょうね。真島がかっこ良過ぎるからこそなんでまり子なんだってのがどうしてもある。