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リベリオンズ プレイ感想

過去のシークレットゲームCode:Reviseを一新した新たなデスゲームノベル、リベリオンズ。
今はPSP版で出てますが、後にPC版移植があるのかないのか。
PSPなんで画面が小さいのが不満っちゃ不満かな。やっぱりPCの方が良かったかも。

まぁそんな事は置いといて今作はシークレットゲームCode:Reviseを新しい開発スタッフで一新、
前作の欠点、問題点を払拭した全然違う物語が展開されています。
ただし設定自体は変わる訳ではなくいろいろ付け加えられているという形なんで超人バトルがない訳ではない点に注意。
でも私の前作での不満のボリューム不足と2ルートあるのに展開が似通い、生き残るキャラもほぼ同じという不満を解消してくれました。
全部終えた中、終盤は数回涙腺が脆くなっていたので(俺も歳だな)神とは言わなくても十分良作に値するゲームだったと思います。
個人的には初代シークレットゲームより評価は高いです。
ただシークレットゲームCode:Reviseの名シーンが省かれてる部分もあるため、
全体的にはリベリオンズの方がいいものの、割を食ったキャラも居ます。
ただそれを払拭する程に全14人のプレイヤーが存在感を見せています。前回は半分位しかまともに活躍しませんでしたからね。
そのまともに活躍したキャラはなんだかんだシンプルにかっこよかったんで前回の私の感想は意外と評価高めだったようですが。
今回はまさかあのキャラが・・・ていう展開が沢山あるため、前作は素材は良かったんだけど惜しい部分が多いなぁって人は買うべきです。
ただPSP版しか今はないのでPC版移植を待つべきかどうかは分かりませんが。

今回はエピソードごと、キャラごとに感想を書いていく予定。(ヒロインごとのルートって訳ではないので。)
あまり必要以上に長くなり過ぎないように(笑)
展開を知ってしまうとつまらなくなる可能性大なんでこれからプレイしようと思ってる人は帰る事をお勧めします。

この先ネタバレ注意!









エピソードA

ほぼ展開はCR(Code:Revise)のALONE編と似通うとはいえ、
細かい描写が修正されていたり、丁寧に説明されていたりで下手にスキップも出来ませんでした。
CRとの大きな違いは初音がマーダー側に落ちたり、はるなが予想以上に殺してきたり、まり子が真島と会わず死んだり、真島があっさり死んだり、
修一が復讐相手の黒河も殺せず、復讐の空しさを噛み締める描写が増していたりですかね。
また最後の展開もはるなと瞳のみが生き残り、運営の手先となった瞳が(今作だと最初からそうらしい事が後から明かされるが)はるなを殺そうとしたところでジエンド。
あまり先が見えない後先悪い終わり方となっております。
はるなの妹の唐突感は薄かったとはいえ、新規の人がどう感じるかは気になるところ。

エピソードB

ここからがリベリオンズ本番と言っても過言ではなかったエピソードB。
CRとはもう何もかもが異なるため、スキップの必要性は一切必要ないです。
まぁこのエピソードについてはブログの方でも割と語っちゃったんであまりこれ以上書く気はないですが。
エピソードBはCRやエピソードAとは組む面子がガラリと変わるので受ける印象がかなり違ってきますね。
やはり印象強いのは黒河&玲の奇妙なコンビ、充の最後の特攻、ラストの黒河と真島が瞳へと立ち向かう場面かな。
エピソードCは最後がやるせなかったので評価としてはエピソードBが高いです。

エピソードC

プレイヤー全員が一度は心を合わせながらも(奴はともかく)運営の手により一気に奈落の底に突き落とされるエピソードC。
途中からこのエピソードは何も起きるな何も起きるなと思いながらプレイしてました。まずないと思いながらも。
運営が仕掛けたリピーターズコードで一気にセカンドステージ突入。
このエピソードは如何にプレイヤーが運営と客の都合で動かされるだけの駒であるかが強調されたエピソードだったと思う。
それゆえか殺し合い自体は淡々と一気に過ぎた印象です。

さて、軽く余所を回ったところ、運営のせこい介入で萎えるとか言ってる感想がちらほら見えましたが個人的には根本的な事が分かってないなと思います。
まずこんな訳の分からない殺し合いに引っ張られてきた時点でずるいもへったくれもないんです。
また客へのその辺の言いくるめについてはエピソードDで成されており、別段おかしなところは見えません。
運営と客がどうしようもない屑である事は最初から言うまでもないのに、介入が云々な感想は如何にも安全圏から眺めてる人の物言いだなと思います。
殺し合いに連れられた時点で、ルールは絶対じゃないじゃないか!とか言ったところで所詮遠吠えでしかないのです。

エピソードD

エピソードCのやり切れない気持ちを払拭するためのラストエピソード。
エピソードCのセカンドステージ突入までの流れがダイジェストで流れ、運営側の描写があってからは運営との戦いに突入するため、
エピソード自体は短いですが、その分話は一気に進みます。
やはりというか前作に繋げるため半分がリタイアしてしまったのは無念な感じですが。
キャラ一人一人と各キャラ同士の繋がりをちゃんと描写してきた分、一人一人の脱落が心苦しかったです(大祐は除く)。
またも何回か涙腺が脆くなってしまいました。歳だなぁ・・・。
そして結末の過程も変更。前作に繋がるのは同じでもCRと比較して無理ない繋ぎ方だったと思います。

藤田修平

一応主人公・・・の筈の修平。
いや散々言われてる気はしますが一応エピソードCでは主人公らしい立ち周りはしてるんですが、周りに食われてるというか。
エピソードAについては悩み、葛藤する主人公として書かれており、エピソードCでは悠奈の影響で琴美だけを守るのではなく全体に目が向いていきます。
実際、エピソードCにおける修平の功績は大きいし、エピソードDでは運営のあやふやな言い方から瞳が結衣を殺害するのを阻止したりとこちらでも功績は大きい。
琴美さえ居ればいいという個人主義から他の他人も信じるようになったという事でなんだかんだ主人公としては成り立って居ます。
主人公ってのは全体通してかっこよければいい訳じゃないですからね。
全体通して葛藤し、成長していくという部分を見せた点では主人公してたんじゃないでしょうか。

生存:エピソードC、エピソードD

吹石琴美

メインヒロイン・・・か?
多分リベリオンズで割を食った二人のうちの一人かなと思います。
CRではREBEL編でラスボス瞳との一騎打ちという大見せ場があったけどそれをカットされたため、全体として微妙な事に。
一応エピソードCではその瞳をなだめるというその後を考えれば大きい功績はあるんですが、地味な点は否めない。
ただどうしてもこういうキャラは一人は必要ではあるんですよね。
強い目立つかっこいいキャラだけではストーリーは成り立たない。
またエピソードBでは修平の方が先に死ぬ事になるんですが、その後の対応が修平と対比してるような気がします。

生存:エピソードC、エピソードD

藤堂悠奈

エピソードCからの真の主人公。
CRの時から女性キャラで一番好きなキャラなんですが(男と混ぜると難しいのでその辺は保留で)、今作でそれが更に増した感じです。
今作では終盤のテーマとなる理不尽に抗う筆頭として描かれていました。
エピソードAやエピソードBでは結果として上手くいかないもののその軸はぶれません。
他者に降りかかる理不尽に抗い、全員の生存を望み、セカンドシーズンに移行してさえ自分の命を省みず一人の命でも救おうと足掻く。
そんな彼女の振る舞いはまさしくヒーローでした。それ故にか全てのエピソードで生存は果たせないのですが。
でも悠奈の場合は自分が死ぬまでリピーターとして他者を生存させ続けるんだろうなぁと思うとこれも仕方ないのかもしれません。
誰かを理不尽から守って死ぬ事が彼女にとっての救いとでも言えるのかもしれません。
それはかつて悠奈にとってのヒーローだった彰のところに逝けるという想いもある事はあるでしょうが。
ここまで徹底して己の信念を貫かれたらもう脱帽する他なく。
彼女の信念はエピソードDで残った7人にも受け継がれ、運営を潰すための戦いへの繋ぎとなる。
甘い考えと言えば甘いし、自論と言えば自論だが、それを貫ける人間は文句なしにかっこいいものです。

前作の総一に似通うところもありますが、正直あっちと比較したのは失礼だったかなと今では思います。
ただそれ故に守られる系のキャラが悠奈のところに集まると結果として上手くいかないんですよね。
悠奈は本気で全員の生存をデフォルトで望んでいるので、守られる系キャラとのいざこざが一切発生せず、結果として相手の成長を促せないのです。
だから修一等、単に守られるだけの存在じゃない、自分以外にもまとめられる人間や、実力的な意味で信用出来るキャラでないと、彼女単独の戦いになってしまうのです。
でも毎回死ぬ時に満たされたような感じで死ぬ事に加え、死亡CGが全エピソードで存在するという優遇ぶりではありますが。
流石パッケージを単独で飾ってるだけの事はあるなというところでしょうか。

生存:なし

上野まり子

一応後の○○となるまり子。
まぁCRの時からそんな好きでもないキャラなんですが、今作でもやっぱり微妙っちゃ微妙かも。
前作へ繋がる重要キャラの割にはエピソードAでもエピソードBでもあっさり死ぬし、エピソードC以降でも扱い微妙だったりと冷遇されているのでしょうか。
まり子は守られる側のキャラなんで悠奈のところに行ってもある意味彼女にとってはプラスにはならないんだろうなぁ。
CRでは真島のオマケ位の印象だったまり子でしたが、今回は少しは頑張った印象。
補正かかりまくったCRとは違い、今回は死にまくります。
多分生き残るキャラが毎回似通うという意見が通ったんでしょうかね。

生存:エピソードD

伊藤大祐

相変わらずの安定外道。
作中では刹那的な快楽主義者とも言われてましたが、最後までその軸はぶれなかったように思います。
エピソードBやエピソードCで真島や黒河に攻撃してあっさりパンチ一発で沈む辺りは吹きました。
倫理観が消失しており、普段は普通に振舞う分タチが悪い奴ですね。
ただ今作は運営の屑ぶりが常軌を逸していたんでそこまで悪い印象はなかったかな。

生存:なし

阿刀田初音

エピソードAからキラークイーン化。
CRだと大祐の毒牙にかかって狂ってしまった娘なのにただの悪役として処理されたのが不憫だったが、
エピソードBの充との出会いからようやくの救いを得られた娘。
ある意味誰より生きたがっている娘であるため、エピソードAの最後はちょっと不憫だったり。条件が皆殺しじゃねぇ・・・。
一応PDAの特殊機能は強力ではあるものの、CRとは違い、単独ではそれ程殺せなかったため逆に救いが得られた感じかな。
エピソードCとDではマーダーに目覚めないため充に守られてるだけの印象もあるが、
10年後で見違えるように成長を遂げたらしいので素顔を見たかったところ。

生存:エピソードD

荻原結衣

CRとは比べ物にならない程、ヒロイン度がアップ。
最も人に害を与えない、どんな事が起きても人を殺すなんて事はない、徹底的なまでの非暴力主義者。
決意のある悠奈とは違い、あくまでそういう事が嫌だってだけの事ではあるけれど、だからこそ黒河の心を溶かす事が出来たのだろうなと思う。
エピソードBの真島との組み合わせも好きだが、やはりメインはエピソードCの黒河との組み合わせかなと思う。
皆が黒河を警戒する中、既に結衣も黒河の凶暴性は途中で理解しつつも、結衣は黒河の心情を考えた上で彼に接した。
だがこの結衣が黒河と生還する事はないのが悲しいところ。エピソードBでは形は違えど黒河と結衣の生還は叶ってはいるんだけどね。
ぶっちゃけ結衣が居るんで琴美の誰も傷つけないポジションも微妙になりつつある。
二人の違いと言えばエピソードDで生き残る事が出来なかったという悲しい現実と、琴美は修一が絡むと結構あっさり撃つ位か。
それを言えば結衣もエピソードBではぶっ放す訳ですが、まぁどちらも殺す事は出来なかった訳だけど。
元々の悠奈との組み合わせはほぼなくなりましたが、結衣が悠奈のところに行くと守る、守られるの構図しか出来ないからこれも止む無しかなと思う。

生存:エピソードB

細谷はるな

主人公・修一の妹・・・という設定ですが、その修一が主人公度を悠奈や黒河に食われているため彼女もエピソードごとに影が薄くなったり。
エピソードBでははるなの話から始まったから今回は最初から彼女メインかなと思ったら割とあっさり死ぬという不憫な結末。
結局修一と共に生還出来るルートもなく、ある意味因果応報と言ったところでしょうか。
CRと比べればちゃんと要所要所活躍してはいるんですが、悪い意味での活躍も多かったり。
今作では過去8回もリピーターをやっているという設定を生かし、
CRと比較すると総合でかなりのプレイヤーを殺してたりします。
それが悪い意味での活躍にも繋がってしまう事にもなるんですが。

生存:エピソードA

蒔岡玲

作中一のアホにして実のところ結構強い玲です。
強いってのは戦闘力だけでなく割と精神的にもそうそうぶれなかったり。流石に悠奈が復讐相手と分かったら態度は変わりますが。
ただ復讐のためだけにゲームに参加したりと、頭が足りていないのは事実ではありますが。
お腹空いて黒河を追っかけまわすシーンは笑いました。どんだけ危ないシーンかと思ったら。
スタッフも言ってましたがデスゲームにあるまじき変人です。でもそれ故に司との組み合わせや黒河との組み合わせが面白い事になるんだけどね。
黒河との組み合わせは恋愛とも異なる、言わば相棒みたいな感じがします。最もそのエピソードでは最後に死んでしまう訳ですが。
ただエピソードDでは過程は変われど黒河と玲が生還してるため、意外と似たような感じでやってるのかもしれません。
司との組み合わせはまぁCRと同様ですが、前に立つ剣士と後ろのブレインとバランスが取れてるんでやっぱりこっちの組み合わせも好きですね。

生存:エピソードC、エピソードD

三ツ林司

修平同様、策謀タイプの司。
本人では独善的なタイプと思っていても、実際は他者から受ける感情に感銘を受ける、そんなキャラです。
ただそれ故にそれ以外に関しては容赦なく殺して回る面もあるというのがエピソードBでよく出ています。
基本的にはCR同様、玲との組み合わせが多いですが、エピソードBの瞳との組み合わせも結構好きだったり。
最初は瞳に対してすぐ殺したがる獣と感じていたでしょうが、
段々と感情移入し、最後は自分が死んでもせめて瞳は守るために動いたり、やはり司はそういう人間なんだなと思います。
エピソードAでは玲を守るために瞳と戦い、エピソードCでも玲には修平との殺しの場など見せないようにと。
そういう心遣いの面も段々と増えてくるのが司の好きなところかな。
CRと合わせると玲に看取られて死ぬ場面が多かったので今作では玲と共に生還するエピソードがあって素直に良かったと思えます。

生存:エピソードD

城咲充

CRとは比べ物にならない程、男を上げた充。
CRでは男キャラ最不憫って位、あっさり殺されて終わるだけのモヤシメガネだったんですが、
今作ではアイドルの初音のファンという設定から、エピソードBからは彼女を守るために男を上げます。
その一途ぶりにエピソードB、エピソードDと二回も涙腺が脆くなってしまった位で、いつの間にか私の中で彼の扱いがかなり上昇していました。
特にエピソードBの特攻は最凶コンビの司と瞳を、あと少しで二人共倒す位の勢いでした。実際司も、瞳すらも気圧されていた位です。
エピソードCでも首輪への爆破信号を防ぐ電波吸収体の立役者となったりと、功績は大きいです。
頭の回転も修平や司と比較しても大差がある訳でもないし、また一度腹を決めたら作中でもかなり度胸の据わった人間なのではないかと思います。
だからこそ初音と一緒に生還出来るエピソードが欲しかったなぁ。
初音の条件考えたら難しいのは分かるし、エピソードDでも学生が何人も残れる訳ないのは理屈では分かるんですが無念です。

生存:なし

真島章則

CRと比べると大分かっこいい場面は削られている真島。というか一番の名シーンが削られてます。
多分リベリオンズで割を食った二人のうちの一人かなと思います。
とはいえ適当な扱いをされてるかというとそんな事はなく、前作ではただの敵役だった黒河との関係が強調されています。
今作では単にかっこいいキャラってだけでなく、ゲームを認められず右往左往したり人間臭い部分が増えている感じです。
その分かっこ悪いところも多いですが、人間関係の軋みや絆を描くこの作品ではそういうかっこ悪い面が増える事も重要かなと考えています。
今作で真島の好きなシーンはエピソードBラストバトルの黒河と並んで瞳に挑むシーンですかね。
ベタですがCRでは敵でしかなかった二人が揃って共通の敵に挑むというシチュエーションには幾ら歳を重ねても震えるものがあります。
その黒河との過程もエピソードBではよく描写されていたため、こういうシチュエーションが燃えるものだなと思います。
ヒロインとの絡みはまり子との組み合わせより結衣との組み合わせの方が好きですね。
まり子は最初から姉に似てたという理由で結構優しいのに対し、結衣は一歩一歩お互いのいい部分、悪い部分を知って絆が増えてきたって感じで好きです。

生存:なし

黒河正規

CRと比較するのも甚だしい程、リベリオンズで圧倒的優遇を得た黒河。
基本性格は暴力的なチンピラとはいえ、ゲームに対して運営が気に入らなければ運営より力を持てばいいとはっきり言える、確固とした信念も持っています。
玲とは力や精神力が云々等いろいろ言い合いし、アホ剣士と筋肉ゴリラという異色の組み合わせから始まり、
いつの間にか私の中で作中最大の萌えキャラと化してました(笑)
結衣との関係も暴力主義者と非暴力主義者の関係で最初は結衣の方が黒河の事を勘違いしつつ、
黒河も結衣の事を邪険にしつつもようやく信じられるものを見つけられたのではないかと思います。
だからこそエピソードCの運営の行為は腸が煮えくりかえる思いでした。エピソードCはほんと辛いです。
エピソードDでも結衣に庇われてしまい、共に生還する事は叶わず無念です。
どれもこれも前作に繋げるためですがそう考えると前作が結構枷になってる部分もある気がしますね。

あともう少し語ると黒河は結構正論が多いと思います。
エピソードAで修平が黒河を殺そうとした時も、相手を殺そうとするなら殺される事もあるのは当然と言い返したり。
そんな中エピソードCでは運営も何も関係ないただの私怨と言い切り、大した意味もない事も分かっていたり、 それでも結衣の仇をとろうとしたりと、ほんとエピソードCは辛いです。

生存:エピソードB、エピソードD

粕谷瞳

人のタガを外れた最強過ぎる最凶メイド。
CRでは説明がなかったけどその正体は運営が送り込んだマーダー。最も本人にそんな自覚はなさそうですが。
今作でも特に弱体化自体はされず、やはり総合で相当の人数を殺しますが、エピソードCからは狂気から解放される。
自分が読んだ本の設定から解放され、幼児の精神状態に戻り、琴美をお母さん、後に修平をお父さんとして慕いかつての家族の思い出を取り戻そうとする。
ただエピソードCでは家族を守るため運営からのリピーターコードに従い指定された人間を殺しにかかる訳ですが、
完全に狂気に浸っていた状態に比べると、正気と狂気の中間状態に陥るため瞳も罪悪感にまみれながらもそれ以外を選択出来ず辛い展開になります。
エピソードDでは運営との戦いになり、最後ははるなと共に琴美を守るため散ることに。
エピソードAでは生存してるとはいえ、結局運営の道具としての扱いは何も変わらないため完全に救われたエピソードはないかなって感じですが、
エピソードC以降は狂気からは解放され、少しでも元の日常へと戻る事が出来たのでこの辺りの救済が限界なのかなという気もします。

生存:エピソードA




さて感想を書いてる間に思いましたが、
いっそのこと前作については触れないで運営を潰す方向に進めちゃえば全員生存シナリオも可能だったんじゃないでしょうかね。
まぁそれだと最後の運営との戦いが前作の焼き直しみたいになっちゃうかもしれないんでそれはそれで微妙なのかもしれませんが。
私の各キャラと各エピソードの好きな順はこちら。今回はキャラ順番つけるの難しいですが一応・・・。

悠奈>充=黒河>玲=結衣>司=瞳>>真島=修平=初音=琴美>>はるな=大祐>>まり子

エピソードD>エピソードB>>エピソードC>エピソードA

充、黒河、結衣は相当上がりましたね。
下がったのはやっぱり真島かな。琴美もちょっと下がったかもしれん。
>はあんま差をつけたくないってところですね。>>は普通に差がある感じです。
各キャラの好感度、感情移入度が上がれば上がる程エピソードCは辛く、エピソードDの評価は上がると思います。